節目の100周年となるシーズンに

毎年11月1日はビアンコネーリにとって、クラブ創設記念日となり今年で126年目を迎えることになった。

今年はアニェッリ家がユベントスを買収してから、100周年という節目の年となり、トリノにクラブ史を彩ったOBたちが集結。

変則的な7対7のゲームは、イギリスメディア『Sky Sport』で配信されるなど世界中のユベンティーニを喜ばせている。

欧州のカップ戦のない今シーズンだが、前節ヴェローナ戦に勝利すると1183日ぶり、試合に換算すると123試合ぶりに暫定ながらセリエAの首位に浮上。

これまでのシーズンとは異なる軌跡を残している。

また、1986年以来となる2シーズン無冠をつづけている現在だが、今シーズンは失われた勝者のメンタリティを取り戻しつつある気配が漂っている。

ヴェッキア・シニョーラ（ユベントスの愛称）とともに歩んできた、アニェッリ家の100周年に「アッレグリ・ユベントス」は華を添えることができるか。

カンピオナートでは現在2位につけるヴェッキア・シニョーラにとって、実り多き126周年になることを願いたい。